土木女子学生の会(どぼじょ)

関東学院大学では、1987年、工学部土木学系に全国初の試みとして「女子クラス」が新設され、女子クラスの学生が中心となり「全国土木系女子学生の会」を発足しました。 今では、全国的な活動はしていませんが、「土木系女子学生の会」として、小さい子どもたちに土木の魅力や重要性を伝えるべく、様々なイベントを行っています。

特に毎年夏休みに行っている『アートどろ団子教室』は大人気のイベントです。

活動紹介

どぼじょ新歓

1年生が入学直後のオリエンテーション期間に、「どぼじょ」新入生歓迎会を行っています。 2年生から大学院生の女子学生、どぼじょOGの助手が集まり、どぼじょの歴史や活動について紹介、自己紹介、学生生活の話、 履修についてなど、交流を深めます。


新歓準備中のひとコマ

新歓の様子




アート泥団子教室

毎年、夏休みに『アートどろ団子教室』は、子どもたちに大人気です。 粘土に絵の具を混ぜて、乾かしてからみがくと、ピカピカに光ります。 土に親しむとともに、将来、少しでも土木に目を向けてもらえればと期待しています。

どろ団子教室の様子

現場見学会

「どぼじょ」で見学会を開催し、土木の業界で働いている女性社員と交流をしています。

現場見学会の様子

どぼじょ(ドボジョ)にまつわる話

ドボジョ誕生の部屋(「〇〇ジョ」発祥の地)

土木系女子学生や土木系女性技術者を表す「ドボジョ」は1988年、関東学院大学理工学部理工学科土木学系(旧工学部土木工学科)の水理実験準備室(EF107)で誕生した。

1987年工学部土木工学科に全国初の試みとして「女子クラス」が新設された。この年の秋に女子クラスの学生が中心となり『全国土木系女子学生の会』を発足。女子クラスの2期生が入学し女子学生が増えると、全国土木系女子学生の会の事務局専用の部屋が必要になった。このとき事務所兼サロンとして使われたのが水理実験準備室である。

この部屋に皆が集まって作業する際に“全国土木系女子学生の会の部屋”と言うのが長く、誰ともなく「ドボジョ部屋」と呼ぶようになった。その後、土木系女子学生の会や土木工学科女子クラスなどまとめて「ドボジョ」と言った。

全国土木系女子学生の会を通じて「ドボジョ」という呼称は全国に広がり、2010年頃からこの呼び方を真似て「リケジョ」や「ノケジョ」、「歴女(れきじょ)」といった言葉が派生した。

研究助手 喜田愛子 (女子クラス2期生)

D&Iカフェトーク 第72回 時代を先取り─関東学院大学女子クラス

土木学会tv/JSCEtv で 土木女子クラスの一期生 白木綾美さんが女子クラスについてのお話をされています.

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公開日:2025/03/26

CC BY-SA 4.0 関東学院大学理工学部土木学系. Last modified: July 11, 2025. Website built with Franklin.jl and the Julia programming language.