夏のオープンキャンパス8月9日(土)のご案内
2025年8月9日(土) に「夏のオープンキャンパス」を開催します。 全体のプログラムや予約につきましては、以下のサイトをご確認ください。
オープンキャンパス関連サイト土木・都市防災コースでは、
ブース展示:11:00〜16:30 @6号館1階
体験授業
午前:11:00〜11:40 北原教授 @6号館401
午後:14:00〜14:40 規矩教授 @6号館401
研究・実験室ツアー:1回目:12:00〜12:50、2回目:15:00〜15:50 @6号館401 or 芝生広場集合
個別相談:11:00〜16:30 @6号館1階
を行います。 また、これに加え、サイエンスコミュニケーター による、
土石流の再現と砂防堰堤の効果
津波の再現
の模型展示実験を行います。
是非、お越しください。
【詳細】
体験授業
日本は、地震、火山、台風、豪雨などによる自然災害が多い国です。昨年元日に発生した能登半島地震や9月の豪雨災害は記憶に新しいところです。もし今、南海トラフ地震や首都圏直下地震が発生したら、わたしたちの生活はどうなってしまうでしょう? 土木や防災という分野は、安心・安全で快適な社会生活に必要不可欠な分野です。土木・都市防災コースでは、これらの分野の学びを提供します。
午前:北原教授
『地震に自信を! 〜構造物の揺れと地震の関係を理解し,安心・安全な社会を目指そう~』
構造物の揺れと地震の関係性や構造物の被害を防ぐ工夫について紹介します。
[耐震構造システム研究室のページ]
午後:規矩教授
『地震災害から社会を守るエンジニアの役割 ~能登半島地震の被害から南海トラフ地震を想像する~』
地震被害、特に地盤の液状化や土砂災害を予測し、社会を守る土木の役割について紹介します。
[地盤防災工学研究室のページ]
研究・実験室ツアー
今回の研究・実験室ツアーでは、
防災情報技術の紹介
風洞実験装置の見学
大型振動台による地震体験
を行います。
体験授業に参加した方は、6号館401に待機、参加しなかった方は、芝生広場に集合となります。
防災情報技術の紹介:鳥澤教授
デジタル技術は、防災に関する分野にも活かされています。 地理的情報と災害の発生可能性を結びつけたハザードマップは身近な街に起こるかもしれない災害の情報を教えてくれます。
ツアーでは、ハザードマップの体験するとともに、 調査結果を地図情報として可視化する技術の紹介を行います。
今回、ツアー担当の鳥澤先生は、地理的情報とビッグデータを確率・統計・AIなどの数理的な技術により結びつけた 災害予測に関する用いた研究を多数行っています。
研究内容の詳細は、都市防災学研究室のページ をご覧ください。
風洞実験装置の見学:中藤教授
橋のような大きな構造物では、風の影響を考慮して、設計する必要があります。 1940年、タコマナローズ橋は、強風の影響で落橋しました。 風の挙動は複雑であり、数値計算だけではなく、風洞による実験が欠かせません。
今回のツアーでは、風洞による風による構造物の変形の様子も観察できます。
大型振動台による地震体験:規矩教授
大きな地震では、地面が大きく揺れます。その揺れに伴い、様々な現象がおこります。 その現象を理解し対策を行うためには、地震の揺れを再現する装置が必要となります。 この振動台では、実際に観測された揺れの上下方向と水平1方向の揺れを再現することができます。
本来は、液状化のための実験を行うために模型地盤を載せて揺らすのですが、 このツアーでは、ツアー参加者の皆さんに乗っていただき、地震の揺れを体験していただきます。
装置についての説明は、こちら のページをご覧ください。