金沢区富岡北部町内会の防災訓練に協力しました。

2025年07月16日

7月12日(土)、金沢区富岡北部町内会(金沢区富岡西4丁目)で開催された町内の防災訓練で、 サイエンスコミュニケーターを中心とした土木・都市防災コース所属の学生5名(学部4年生2名、学部3年生1名、学部2年生2名)が講師役として参加しました。 防災訓練には、町内の小学校低学年の生徒から高齢者まで幅広い年齢層の方々、計40名程度が参加しました。学生らは、以下の体験プログラムの講師を務めました。

  1. 地域のハザードマップ確認

  2. 自宅や避難所で使用する簡易トイレ体験

  3. 段ボールベッド組立と新聞紙スリッパ作成体験

地域のハザードマップ確認では、公表されているハザードマップを富岡西4丁目の住民向けにカスタマイズした地図等を作成し、 地域の標高分布や、浸水害、土砂災害のハザード・リスク等について説明しました。

簡易トイレ体験では、凝固剤を用いた吸水実験や簡易トイレの種類、使い方などについて説明しました。

段ボールベッド組立では、災害時の避難所等で使用される段ボールベッドを実際に組み立て、実際に寝てもらうことで、ベッドの寝心地について体験してもらいました。 新聞紙スリッパ作成体験では、大地震発生時に部屋が物で散乱している状況等の際に使用する新聞紙スリッパを、新聞紙1枚から作成し、実際に履いて歩く体験をしてもらいました。

学生らは、これまで土木・都市防災コースで学んだ基本的な災害の知識を説明するなど、普段の学業の成果を、このような防災教育の現場で活かしていました。 当コースでは、今後も土木や都市防災に関わるイベントや出張講義に力を入れていきます。

ハザードマップの確認簡易トイレ体験
簡易ベット組み立て寝てもらいました

CC BY-SA 4.0 関東学院大学理工学部土木学系. Last modified: July 16, 2025. Website built with Franklin.jl and the Julia programming language.