資格と就職

就職には絶対的な自信があります

総合建設会社（ゼネコン）、建設コンサルタント会社、技術系公務員（国土交通省、県庁、市役所等々の土木系公務員）、公益企業（鉄道、高速道路など）、大学院進学が主な進路です。就職に関しては、企業出身の教員も多く、学系全ての教員が万全のサポート体制を整えています。

資格について

技術士・技術士補

エンジニアにとって最上位に位置される資格です。特に、コンサルタントエンジニアには将来必ず必要となる国家資格です。 技術士となるためには、技術士補の資格を得てから４年以上の実務経験が必要ですが、技術士補になるための試験（技術士第一次試験）は学部在籍中から受験可能です。 毎年、複数の学部生や大学院生が合格しています。

1級土木施工管理技士・1級管工事施工管理技士
1級造園施工管理技士・1級建築施工管理技士

建設プロジェクト（施工）を統括・管理するために必須の国家資格です。 土木学系は指定学科として扱われますので、卒業後３年の実務経験で受験資格が得られます。 在学中に施工技術者試験に合格すると、卒業後すぐに２級土木施工管理技士の試験を受験することもできます。 多くの卒業生は、２級を経ずして、卒業後、実務経験の期間を満たした時点で１級を取得しています。管工事、造園、建築の各施工管理技士の資格についても同様です。

測量士・測量士補

公共測量等を実施するための国家資格です。土木学系は指定学科ですので、「測量学」と「測量実習」の単位を修得し、 卒業すれば、申請により「測量士補」の資格が与えられます。 また、卒業後、１年以上の測量に関する実務経験を経て、申請により無試験で「測量士」の資格が与えられます。

高等学校教諭（工業）免許

教職課程の講義を受講し、所定の単位を修得することで教員免許が与えられます。

危険度判定士・コンクリート主任技士・土木構造判定士など

土木学系の科目を履修・単位修得し、卒業することで、受験資格が得られたり一部の科目が免除されたりする資格です。

卒業生の進路について

関東学院大学・土木学系の卒業生の大半は、大学で学んだ知識、技術、技能を活かし、さらにスキルアップしてゆく『プロのエンジニア』です。 私たちは就職先の業界・企業から「関東学院大学の出身者は鍛えられ方が違うね」と言っていただけるような技術者の養成を目指しています。 その活躍の場は、専門教育での学修内容を活かし、建設業界における設計・施工・維持管理や研究開発をはじめ、建設コンサルタントとしての 都市計画や防災計画、技術系（土木職）公務員など多岐にわたっています。 特に、防災分野に重点を置いた教育プログラムは、これからの時代のシビルエンジニアにとって必須の知識です。 また、近年は「技術者6年教育」が一般的になり、 学部の４年間で身につけた知識をさらに高め、専門知識をより深く学ぶ大学院への進学を強く推奨しています。

大学院進学

主に関東学院大学大学院

シビルエンジニア

建設会社やエンジニアリング会社の設計・技術・施工管理・研究開発部門　等

コンサルタントエンジニア

調査、設計、解析、環境、計画、等のコンサルタント会社の専門職

技術系公務員

国家公務員、地方公務員、公益法人、公益研究法人　等

メーカー

橋梁、鉄鋼、セメント、建材等のメーカー系エンジニア・研究職

公共サービス

鉄道会社、電力会社、ガス会社、通信、等のエンジニア・研究職

その他

都市プランナー、コンクリート診断士、地質調査技士、測量士、環境計量士、再開発プランナー等
※但し、多くは企業内資格者として活躍されています。士業として独立するには相応の努力が必要です。

過去３年間の進路実績(学部)