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北原教授のドイツ便り No. 3

2021年11月1日

ドイツ滞在も7か月が終わろうとしています。こちら欧州では3月最後の日曜から10月最後の日曜までサマータイムが導入されています。3月には夜中(早朝)3時になると1時間進めて4時に、10月には同じく3時になると1時間戻らせて2時になります。 サマータイム期間中は日本との時差は7時間でしたが、これからは8時間の時差となります。サマータイムが終了したからという訳ではありませんが、こちらはすっかり秋も深まりもう冬の到来といったところです。これから残り5か月間、しっかりとドイツの長く寒い冬を堪能したいと思います。

建物周辺の木々の変化
建物周辺の木々の変化

左は4月に来た当初のInstitute for Risk and Reliability(リスクと信頼性研究所)が入る建物です。この頃はまだ葉を付けていない左の木でしたが、今ははようやく紅葉が始まり,右の木はすでに紅葉から落葉も...

ヘレンホイザー王宮庭園に続く並木道の様子
ヘレンホイザー王宮庭園に続く並木道の様子

北原教授のドイツ便り No. 2

2021年7月19日

滞在中のLeibniz Universität Hannoverにおいて,Institute for Risk and Riliabilityにホストして頂き, オンライン講演を5月7日(金)に実施しました。

「Toward Establishment of Seismic Design Considering Life-Cycle of Structures(構造物のライフサイクルを考慮した耐震設計の確立に向けて)」と題して 1時間の講演でした。

地震動の持つ特徴が構造物の地震時挙動に与える影響や,構造物の経年による耐震性能の劣化などを考慮に入れた耐震設計法が求められており,その確立に資する研究の一端を お話できたかと思います。その後,ホスト研究室のスタッフが実施中の研究内容に関しても複数紹介頂き,ディスカッションを通してこれからの協力のきっかけなったかと感じています。

北原教授のドイツ便り No. 1

2021年6月7日

私は今年、大学のサバティカル制度を利用して1年間の留学をしています。 留学先はドイツ北部にあるハノーファー大学(Leibniz Universität Hannover)です。新型コロナウイルスの影響で心配事も多々ありましたが、無事に入国することが出来ました。

入国直後はイースター休暇と、ロックダウンの影響でドイツ生活のスタートは何かと大変でしたが、ようやく落ちついてきた状況です。 こちらに来てから2カ月、まだロックダウン継続中で非日常感も漂う生活ですが、ドイツと日本との違いを前向きに楽しみながら過ごしているところです。

まだまだ普通の生活は出来ていませんが、そんな私のドイツでの様子を1年間数回にわたってお伝えしていこうと思います。

滞在中のLeibniz Universität Hannover(ハノーファ大学)の本部建物。旧ベルフェン城。受入先のInstitute for Risk and Reliability(リスクと信頼性研究所)が入る建物。トラスのモニュメントも。
大学近くにあるヘレンホイザー王宮庭園に続く一直線の並木道。4月末で落葉のまま。個人研究室。2画面のデスクトップで快適に解析中。
ゲストハウス周辺。右端に見えるのが大学のゲストハウスでここに居住。警官が馬に乗って警ら。ゲストハウスの近くにあるマルクト教会。ヨーロッパらしい風景。
CC BY-SA 4.0 関東学院大学理工学部土木学系. Last modified: June 09, 2025. Website built with Franklin.jl and the Julia programming language.