都市防災学研究室

災害に対して強くてしなやかな社会を目指す
Urban Disaster Prevention Lab.

研究内容

自然災害による構造物やインフラの物理的・機能的被害とそれに伴う社会への影響度合いについて、確率・統計をはじめとするさまざまな数理的手法により予測する研究に取り組んでいます。 また、予測結果に基づき、防災・減災対策の効果を定量化し、合理的な対策の意思決定を支援するための研究も進めています。

道路・航路・空路ネットワークを考慮した南海トラフ地震の被災地域への緊急物資輸送シミュレーション

それらの研究では、GIS(地理情報システム)を用いて、大量のデータに対する空間的な解析・シミュレーションを行ない、可視化することで、 より適確なリスクマネジメントの一助となることを目指しています。

2016年熊本地震におけるデータを用いた道路通行止め発生率予測モデル

 


研究テーマ

  • 地震被害予測のための統計モデリング手法
  • 被災地の構造化・非構造化データを用いた被害分析
  • 各種自然災害および複合災害による広域的影響評価
  • データサイエンスのインフラ分野への応用

キーワード

地震災害 / レジリエンス / リスク評価 / 確率・統計 / GIS